生理がきたので、生理が終わる頃にまた産婦人科へ。
先生「旦那さんのも検査しなくちゃね。今後人工授精する時にも菌があったりすると良くないから、そこも含めて精液検査します。」
とのことで、プラスチックのケースを渡される。次回の卵胞チェックの時に、朝に採精したものを持ってくるように言われる。タオルで包んで冷やさないようにとのこと。
当日。初めての採精でしたが、問題なく採れたとのこと。すぐにタオルに包み、産婦人科の開始時間まで胸元で冷やさないように保管。
朝一番に受付をし、待っていると、先生に処置室?のような薄暗い部屋へ呼ばれる。
先生「これ、見てみてくれる」
部屋の壁に大きいスクリーンがあり、精子が動いているのが映し出されていた。
先生「これがあなたの旦那さんの。こっちが一般的な男性の。数が違うのがわかるよね。原因がわかったね。」
サンプルの精子と旦那の精子が動いている様子を見せられる。
確かに少なく、元気もないように見受けられる。
その後、診察室にて改めて説明を受ける。
旦那の精液検査の結果は、通常よりも精子の数が少ない「乏精子症」との事。
私「でも、でも、昨日朝にタイミングをとったのでその影響もあるかもしれないですよね?」
先生「そうですね。1回ではなんとも言えないですが」
卵胞チェックをしてもらい、まだ排卵まで時間がかかる。また明後日くるようにとのこと。その時には精子の細菌検査の結果が出ているからとのこと。
産婦人科の帰り道、なぜかポロポロ涙が出た。
ちょうどその時旦那から「どうだった?」とラインが入った。
ラインで返事?と戸惑ったが、直接言われるよりもしかしたらいいのかもしれないと思い、ラインで先生に言われたことを伝えた。
原因がわかって前進できているのは確かではあるが、優しい旦那を傷つけたくなかった。
帰宅後、「もっと早く俺が検査してればよかったな」という旦那。
「でも、1回で決め付けられないよ」というと、
「前に自分で検査キット買ってやった時に少ない気がしたんだよな。やっぱそうだったんだ」
そう。数ヶ月前に旦那はネットで自宅でできる精液検査キットを購入し、私が飲み会の時に試していたのだ。
帰宅後、「なんか少なくて元気がない気がするんだけど」と、iPhoneのカメラで撮影された動く精子を見せられたが、酔っていたし何が多くて少ないのか基準もわからなかったし、気にもしていなかった。ネットで買える検査キットの精度と言うものを信じていなかったからだ。
しかし、今思えば、産婦人科のスクリーンに移された精子の様子と大差なく見れていたし、とてもすごい精度で見れていたと言うことに気づく。
同じものを探してみたがすでに販売終了している商品だった。
郵送して結果を待つタイプではなく、スマホで見れるタイプのもの。
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